2019、4、21      復活日(イースター)主日礼拝      牧師 川﨑善三

「キリストの復活」                     ルカ24:1~12

 その日の朝の出来事についての情報はかなり混乱しています。復活の証人の最初の人々

は女性の弟子たちでした。女性の弟子たちの記述は十字架のときから始まります。「すべて

イエスを知っていた者や、ガリラヤから従ってきた女たちも、遠い所に立って、これらの

ことを見ていた」(ルカ23:49)イエスさまの十字架の下にたたずむ女の弟子たちの中

に、母マリヤもいました。母マリヤはイエスさまの十字架の近くまで行きました。マリヤ

はこの時、「胸をつるぎで刺し貫かれる」という大きな悲しみと苦痛の中にいました。イエ

スさまは、母マリヤとヨハネが立っているのをご覧になって、母に言われました「ごらん

なさい。これはあなたの子です」それからヨハネに言われました「ごらんなさい。これは

あなたの母です」十字架の上で苦痛にあえいでいるイエスさまは、母マリヤのことを心配

して、こう言われたのです。お母さん、ヨハネの世話になりなさい。ヨハネよ、母を頼み

ますと言われたのです。そのとき以来、ヨハネはマリヤを自分の家に引き取ってお世話を

しました。やがて、イエスさまは「すべてが終った」と言って、息をひきとられました。

イエスさまのお体はアリマタヤのヨセフとニコデモが引き取り、十字架から降ろして、没

薬と沈香とをまぜたものをイエスさまの身体に塗って亜麻布で巻いて、新しい墓に納めま

した。女の弟子たちはその墓のある所を見届けて、帰っていきました。安息日が始まった

からです。そして、週の初めの日、日曜日の朝早く、女たちは用意しておいた香料を携え

て、墓にいきました。女たちが墓に着くと、墓の入口をふさいであった石がころがされて

いました。女たちは、恐る恐る墓の中に入りました。すると、墓の中には真白な長い衣を

着た若者がすわっているのが見えました。若者は言いました「あなたがたは、なぜ生きた

方を死人の中にたずねているのか。そのかたは、ここにはおられない。よみがえられたの

だ」女たちはおののき恐れながら、逃げてしまいました。そして、人には何も言いません

でした。マリヤはペテロとヨハネに、墓にはイエスさまの体が見当たらないことを伝えま

した。ふたりは墓に走っていき墓の中に入り、そのことを確かめました。マリヤの言うと

おりでしたが、ふたりはイエスさまがよみがえるべきことを悟ることができませんでした。

ふたりは自分の家に帰っていきました。しかし、マグダラのマリヤは、墓の外に立って泣

いていました。すると、よみがえられたイエスさまがマリヤのうしろに立たれました。マ

リヤは、その人が園の番人だと思って言いました「もしあなたが、あのかたを移したので

したら、どこへ置いたか、どうぞ、おっしゃってください。わたしがそのかたを引き取り

ます」イエスさまは彼女に、「マリヤよ」と言われました。マリヤの目が開け、その人がイ

エスさまであることがわかりました。彼女が、イエスさまをどんなに愛しているかがわか

り、イエスさまはマリヤにご自身を現してくださったのです。私たちは、イエスさまをど

れだけ愛しているでしょうか。