2020、1、19       降誕節第4主日礼拝        牧師 川﨑善三

「最初の弟子たち」         ヨハネ1:35~51

  人と人との出会いほど、不思議なものはありせん。同じ時代に生きていても、世界の端

と端にいたならば出会いはありません。イエスさまと最初の弟子となった人々との出会い

についてお話しましょう。バプテスマのヨハネの弟子の中に、ペテロの兄弟アンデレとヤ

コブの兄弟ヨハネがいました。ふたりは、師であるヨハネから「わたしのあとにおいでに

なる御方」が救い主であって、「あなたがたに聖霊によるバプテスマを授けられる方である」

と聞いていました。アンデレとヨハネは、いつ救い主がお越しになるだろうかと待ってい

ました。そして、ついにその時がきたのです。イエスさまがヨルダン川でバプテスマを受

けられた翌日、バプテスマのヨハネの所に来られました。ヨハネは言いました「見よ、世

の罪を取り除く神の小羊。『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。

わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この人のことである」

ヨハネは、あの人こそが私たちが待ち望んでいた救い主であると宣言したのです。ヨハネ

は、この御方こそが私たちの罪をあがない、ゆるすために、小羊のように命を投げ出して

くださる御方だと言ったのです。ヤコブの兄弟ヨハネとペテロの兄弟アンデレは、イエス

さまのあとについていきました。イエスさまはふたりに「何か願いがあるのか」と言われ

ました。ふたりは言いました「先生、どこにおとまりなのですか」とんちんかんな答えの

ようですが、ふたりの素朴な心が表されている言葉です。あなたの泊まっておられる所に

行かせてください、あなたの行かれる所に連れて行ってください、すなわち、あなたの弟

子にしてくださいということを言っているのです。イエスさまは言われました「きてごら

んなさい。そうしたら、わかるであろう」イエスさまはふたりを弟子として受け入れてく

ださったのです。翌日、アンデレは兄弟シモンに出会って言いました「わたしたちは、メ

シヤにいま出会った」そして、シモンをイエスさまのもとに連れていきました。イエスさ

まは言われました「あなたはヨハネの子シモンである。あなたをペテロと呼ぶことにする」

イエスさまはシモンに新しい名をつけて、わたしの弟子にすると言われたのです。ピリポ

もナタナエルも、イエスさまの弟子になりました。ふたりは救い主が来られるのを待ち望

んでいた人々でした。ナタナエルは「あなたこそ、ほんとうのイスラエル人である」と言

われたのです。アンデレが言った言葉「わたしたちはメシヤにいま出会った」(ヨハネ1:41)

ピリポの言った言葉「わたしたちは、モーセが律法の中にしるしており、預言者たちがし

るしていた人、ヨセフの子、ナザレのイエスにいま出会った」(ヨハネ1:45)彼らの感動は大

きなものでした。大勢の人々が救い主にお会いしたいと願いながら会えないというなかで

私たちはその御方に出会うことでできたという喜びです。私たちも、この喜びのなかにい

るのです。私たちもこの御方にお出会いしているのです。