2020、5、31      聖霊降臨節第1主日礼拝       牧師 川﨑善三

「聖霊に満たされ」                     使徒行伝2:1~12

 イエスさまは復活の後、四十日にわたって弟子たちに現れ、ついに天に昇って行かれま

した。それから十日間、弟子たちはエルサレムにとどまって、聖霊がお降り下さるのを待

ちました。「彼らは市内に行って、その泊まっていた屋上の間にあがった。その人たちはペ

テロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨ子

ヤコブと熱心党のシモンとヤコブの子ユダであった」(使徒1:13)イエスさまによって、

選ばれた十二人の弟子のうちの十一人の名が記されています。イエスさまは彼らを選ばれ

るのに、夜を徹して祈られました。「このころ、イエスは祈るために山へ行き、夜を徹して

神に祈られた」(ルカ6:12)選ばれた十二人は、この時からイエスさまと行動を共にし、

十字架と復活の証人となるために選ばれました。その重要な努めを果たすために、彼らに

必要な資質は、従順でした。素直さであるとも言えます。イエスさまがペテロに言われた

最後の言葉が、従順でした。主はペテロに言われました「あなたは、わたしに従ってきな

さい」クリスチャンに求められるもののひとつに、この従順があります。                  
「彼らはみな、婦人たち、特にイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちも共に、心を

合わせて、ひたすら祈をしていた」(使徒1:14)イエスさまの母マリヤも、その兄弟もそ

の中にいました。イエスさまの家族がみんな、イエスはキリストであると信じてペテロた

ちの群れに加わっていたのです。「主イエスを信じなさい。そうしたら、あなたもあなたの

家族も救われます」(使徒16:31)この言葉がその通りになっていたのです。弟子たちが

祈ってご聖霊を待ち望んでいる間に、彼らは、主が直々選ばれた使徒の人数に欠員が生じ

ているのに気がつきました。そこで、イスカリオテのユダの代わりに、私たちの中からひ

とりを選んで使徒職につかせようとしました。ユストというヨセフとマッテヤが選ばれ、

祈りました「すべての人の心をご存じである主よ、このふたりのうちのどちらを選んで、

ユダがこの使徒の職務から落ちて、自分の行くべきところへ行ったそのあとを継がせなさ

いますか、お示し下さい」それから、ふたりのためにくじを引いところ、マッテヤに当た

りました。彼が十二人の使徒に加えられたのです。

 

そして、五旬節の日が来ました。百二十名ばかりの人々が一緒に集まっていました。賛美

 

し祈っていると、激しい風が吹いてくるような音が聞こえてきました。そして、その物音

は彼らの集まっていた家いっぱいに響きわたりました。そして、炎のように見え、舌のよ

うにも見えるものが、ひとりびとりの上にとどまりました。すると、一同はたちまち、聖

霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろな他国の言葉で、神さまの大きな働きを

口々に語り出しました。この出来事は、すべての国のすべての人の言葉で、神さまの働き

が語られるということです。今はご聖霊の時代です。全世界に福音が宣べ伝えられる時代

です。私たちはこの努めに励みましょう。