2020、7、12      聖霊降臨節第7主日礼拝       牧師 川﨑善三

「第二のしるし」                      ヨハネ4:43~54

イエスさまが、イスラエルの町々村々を巡回し、伝道されたという事が福音書に詳しく

記録されています。

さて、サマリヤの町で、人々がイエスさまを信じました。リバイバルが起こったのです。

それから、その町を去り、ふつかの後にガリラヤへ行かれました。イエスさまがガリラ

ヤに着かれると、ガリラヤの人たちはイエスさまを歓迎しました。それは、ガリラヤの

人たちも過越の祭でエルサレムへ行き、イエスさまが宮きよめを行われたのを見ていた

からでした。あのイエスさまがわたしたちの所に来て下さったと喜んで、歓迎したので

す。そして、イエスさまはそのあと、ガリラヤのカナに行かれました。この町は、イエ

スさまが最初に奇跡を行われた所です。結婚式で、水をぶどう酒に変えるという奇跡が

行われたのです。そのカナにいらっしゃる間に、カペナウムから役人がやってきました。

この人は、ヘロデの家令クーザではないかと言われています。(ルカ8:3) 

彼は、イエスさまがユダヤを去ってガリラヤにきておられることを聞いて、イエスさま

の所にやってきました。カナとカペナウムとの距離は、約40キロです。一日で移動す

ることができます。この人は、わたしの子どもをなおしていただきたいと願って、イエ

スさまの所にやってきました。「主よ、どうぞ、子どもが死なないうちにカペナウムに来

てください」イエスさまは言われました「あなたがたは、しるしと奇跡とを見ない限り、

決して信じないだろう」イエスさまは、人々の信仰が恵みを求めるだけの信仰であると

指摘されたのです。何かしらのしるしと奇跡を見て信じる信仰は、まことの信仰とは言

えません。しるしと奇跡を求める信仰はそのような事がなければ、イエスさまを信じる

ことをやめてしまいます。しかし、イエスさまはこの父親の願いに答えて下さいました。

「お帰りなさい。あなたのむすこは助かります」この人はイエスさまの言葉を信じまし

た。しるしを求める信仰ではなく、イエスさまの言葉を信じる信仰を持つことができたのです。

彼が帰っていく途中で、彼の家の僕たちがやってきました。僕たちは、主人に良い知ら

せを知らせようとやってきました。僕たちは言いました「ご主人さま、あなたのむすこ

は助かりました」主人は言いました「いつごろ、そのようなことが起こったのか」僕た

ちは言いました「きのうの午後一時です。熱が引き始めて、夕方には元気になり食事も

できるようになりました」父親は、その時刻がイエスさまが「あなたのむすこは助かる

のだ」と言われたのと同じ時刻であったことを知り、イエスさまを信じました。そして、

彼の家族みんなも信じるようになりました。

「これは、イエスがユダヤからガリラヤにきてなされた第二のしるしである」弟子たち

は、この奇跡の目撃者となりました。わたしたちも主の栄光を拝してその目撃者となり

たいものであります。