2020、8、23      聖霊降臨節第13主日礼拝      牧師 川﨑善三

「神からの教え」                     ヨハネ7:1~17
                                                       

イエスさまの行動には、いつも、神さまの時を意識する思いがありました。「わたしの時

はまだきていない」(ヨハネ7:6)と言う言葉がありますが、イエスさまは、いつも神さ

まの時を意識して行動しておられました。「時」については、有名な聖書の言葉がありま

す。「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。生るるに時があ

り、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり」(伝道3:1、

2)  すべての事に季節があり、すべてのわざに時があります。私たちは、時のしるし

3)を見極めることができるかも知れませんが、神さまの時を知ることができません。イ

4)エスさまは、神さまの時をいつも意識して行動しておられたと言うことを、私たちは

5)聖書を通して教えられます。私たちも、イエスさまと同じように神さまの時を意識し

6)て生きていきたいと思います。さて、ガリラヤ地方を巡回し、神の国の福音を宣べ伝

7)えておられたイエスさまは、今はどのような時であるかを知っておられたのでしょう

8)か。「ユダヤ人たちが、自分を殺そうとしていたので、ユダヤを巡回しようとはされ

9)なかった」(ヨハネ7:1)イエスさまは、ユダヤ人たちが自分を殺そうとしていたの

10)で、ユダヤには行かずガリラヤ地方にとどまって、ガリラヤを巡回しておられまし

11)た。時にユダヤ人の仮庵の祭が近づいていました。ユダヤ人は一年に三回、エルサ

12)レムに上り神さまに感謝する祭を行っていました。過越の祭、五旬節、そして仮庵

13)の祭であります。人々はこの期間、家を出て天幕生活をすると言う祭です。それは、

14)荒野での四十年を思いだすものでした。そのような時に、イエスさまの兄弟たちが

15)言いました「あなたのしているわざを弟子たちにも見せるために、ここを去りユダ

16)ヤに行ってはいかがですか。自分を公けにあらわそうと思っている人で隠れて仕事

17)をするものはありません」エルサレムで、あなたのしているわざをしてみなさい。

18)そうすれば、たちまち、そのうわさは国中に広まり、あなたは「時の人」になるに

19)違いありませんと、イエスさまの兄弟たちは言ったのです。イエスさまは「わたし

20)の時はまだきていません」と言われました。しかし、兄弟たちが言ったあとで、人

21)目にたたぬようにして、ひそかにエルサレムに行かれました。神さまのお導きがあ

22)ったのです。群衆は、いろいろとうわさをしていました。ある人々は「あの人はよ

23)い人だ」と言っていましたが、他の人々は「いや、あの人はわたしたちを惑わす人

24)だ」と言いました。イエスさまに対する評価は、いろいろでした。

祭の半ば頃に、イエスさまは宮に上って人々に話されました。すると、ユダヤ人たちは

驚いて「この人学問をしたこともないのに、どうして律法の知識を持っているのだろう」

と言いました。すると、イエスさまは言われました「わたしの教はわたし自身の教では

なく、わたしをつかわされたかたの教である。神のみこころを行おうと思う者であれば、

わたしの語っているこの教が、神からのものか、それともわたし自身から出たものか、

わかるであろう」イエスさまの語っておられた教えは、神からのものでした。神さまか

らの教えとして、イエスさまの語られたお言葉を頂戴いたしましょう。