2020、11、29      待降節第1主日礼拝       牧師 川﨑善三

「主の再臨」                      マタイ25:31~40

受難週の火曜日、イエスさまは神の宮で人々に話された後、宮から出ていこうとされま

した。すると、弟子たちが近寄ってきて、宮の建物に注意を促して言いました「先生、

ごらんください。なんという見事な石、なんという立派な建物でしょう」すると、イエ

スさまは答えられました「あなたは、これらの大きな建物をながめているのか。その石

一つでもくずされないままで、他の石の上に残ることもなくなるであろう」イエスさま

は、エルサレムの神殿がローマ軍によって粉々に破壊される時が、来ることを預言され

たのです。それはイエスさまの十字架の時から、四十年後、紀元七十年に起こった歴史

的な事件のことです。弟子たちは、この言葉を真剣に受け止め、それが世の終りに起こ

る出来事であろうと思いました。また、世の終りに、イエスさまがおいでになる前には

どんな前兆がありますかとお尋ねしました。世の終りには、偽キリストが現れて多くの

人を惑わすでしょう。また戦争と戦争のうわさを聞くでしょう。また、あちこちに、き

きんが起こり、地震があります。しかし、これらは産みの苦しみの初めです。多くのに

せ預言者が起り、人々は惑わされ、人と人との間に信頼関係がなくなり、みんなが疑り

深くなり、人と人との間の愛が失われます。しかし、そのようになる時、福音は全世界

に宣べ伝えられ、多くの人が救われ、それから最後の時がやってきます。神さまは最後

の最後に、リバイバルを起こして下さいます。そして、イエスさまが再臨されると言う

のです。クリスマスは、イエスさまが初めて、この地上にお生まれ下さった日です。そ

して、世の終りに、イエスさまが再び来て下さる時を、イエスの再臨と言います。

「人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくで

あろう」(マタイ25:31)イエスさまは王座につかれ、すべての国民をその前に集められ

ます。そして、人々は右と左より分けられます。右に分けられた人々は羊であり、左に

分けられた人々はやぎであると言われます。そして、右にいる人々に言われます「わた

しの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている

御国を受けつぎなさい。あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、かわいていた

ときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、裸であったときに着せ、病気のときに見

舞い、獄にいたときに尋ねてくれたからである」右にいる人々が、この世にいたとき愛

の奉仕をした事をイエスさまは覚えていて下さって、そのことを喜んで下さっていると

言うのです。あなたがたのために、天国は用意されているのですとイエスさまは言われ

るのです。この人々は褒めてもらおうなどと言う気持ちは、ひとつもありませんでした。

いつ、そんなことをしましたかと言いました。しかし、イエスさまは、これらの小さい

者のひとりにしたのは、わたしにしたのであると言われました。

世の終りに、このような場面をわたしたちは見ることになります。わたしたちは右に入

れていただけるよう、まごころのこもった愛のわざを心がけていきましょう。