2021、3、28       受難週主日礼拝         牧師 川﨑善三

「十字架への道」                    マタイ27:32~50

 今週は受難週に入ります。日曜日のことです。イエスさまは、ろばの子に乗ってエルサ

レムに入城なさいました。ベテパゲと言う村に着いたとき、イエスさまはふたりの弟子に

言われました「向こうの村へ行きなさい。すると、ろばがつながれてあるのを見るであろ

う。それを解いて、わたしのところに引いてきなさい。もしだれかが、あなたがたに何か

れたとおりにしました。「主がお入り用なのです」神さまのご用のために貸して下さいと言

う意味です。イエスさまは、そのろばの子に乗ってエルサレムに入られました。そして、

月曜日、火曜日と神の宮に上られました。そして、強盗の巣のようにしていると嘆かれた

イエスさまは、宮の庭で売り買いしていた人々を追い出し、両替人の台やはとを売る者の

腰掛をくつがえして言われました「わたしの家は、祈りの家ととなえらるべきであると言

われているのに、あなたがたは強盗の巣にしている」水曜日はベタニヤ村で、一日を過ご

されました。そして、木曜日の夕方には、エルサレムで最後の晩餐の時を持たれ、ゲッセ

マネの園でお祈りをされていた所に、イスカリオテのユダの手引きによって、やってきた

祭司長、長老たちの手先たちに捕えられ、大祭司の家で裁判を受け、死刑を宣告され、ロ

ーマ総督ピラトの前に引き出されたのです。これらの出来事が、日曜日から木曜日の間に

起こった出来事です。

ゴルゴタの丘に向かう途中、イエスさまは疲労困憊のあまり倒れてしまわれました。そ

の時、無理やり十字架を背負わされたのがクレネ人シモンです。しかし、このことがき

っかけで、シモンはイエスさまを信じるようになり、彼の家族もみな救われました。こ

の時、ふたりの強盗が、イエスさまと一緒に十字架につけられました。まわりにいる群

衆は、イエスさまをののしって言いました「神殿を打ちこわして、三日のうちに建てる

と言った者よ、もし、神の子なら自分を救え、そして、十字架からおりてこい」祭司長

たちも同じように律法学者、長老たちと一緒になって、口ぎたなく、イエスさまをのの

しりました。この時、イエスさまは、こう言われたのです「父よ、彼らをおゆるしくだ

さい。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」このありさまを見ていた、ひ

とりの強盗は、この時、この方こそ神の子キリストであると信じました。そして、この

人はイエスさまに、こう言ったのです。「イエスょ、あなたが御国の権威をもっておいで

になる時には、わたしを思い出してください」すると、イエスさまはこの人に言われま

した「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」

イエスさまの十字架のまわりに、いろいろな人たちがいました。イエスさまをののしる

人々、シモンのように無理やり十字架を背負わされて信じる者になった人、強盗のよう

に最後の最後に信じるようになった人、わたしたちは、これらの人々のだれにあてはま

るでしょうか。今週一週間、イエスさまのご受難を思い起して過ごしましょう。