2021、8、15     聖霊降臨節第13主日礼拝       牧師 川﨑善三

「太陽のように」                      マタイ13:24~43

 イエスさまのまわりには、いろいろな人が集まってきました。まず、祭司たち、律法学

者、そしてパリサイ人たちがイエスさまの所にやってきました。この人々はイエスさまを

信じようとしない人々でした。しかし、だからと言って、イエスさまはこの人々を邪険に

されるようなことはありませんでした。少しでも救われる可能性のある人には、ていねい

に話して下さるイエスさまでした。                                  

次に、イエスさまと行動を共にする弟子たちがいます。この人たちは、御国の真理の倉

を開け閉めすることのできる鍵が与えられていました。弟子たちは、イエスさまの話が

わからない時には、それはどういう意味ですかと尋ねることができました。わたしたち

も弟子たちと同じようにわからない時には、どういう意味ですかと尋ねることができる

のです。

それから、一般民衆の人たちです。イエスさまはこの人たちに、天国についてたとえで

お話になりました。イエスさまは言われました「天国は、良い種を自分の畑にまいてお

いた人のようなものである。人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立

ち去った」(マタイ13:24、25)自分の畑に悪い種をまく人はいません。ところが、敵

がやってきて毒麦の種をまきました。やがて、麦の種は大きくなっていきまました。す

ると、良い種と悪い種の違いがわかるようになってきました。僕たちは、家の主人の所

に行って言いました「ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでし

たか。どうして毒麦がはえてきたのですか」主人は言います「それは敵のしわざだ」僕

は言いました「では行って、それを抜きとってしまいましょう」主人は言いました「い

や、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。収穫までそのままにしてお

きなさい。収穫の時になったら、刈る者に良い麦と悪い麦を仕分けして、毒麦は束にし

て焼き、良い麦は倉に入れるように言いつけよう」弟子たちは、このたとえの意味を教

えて下さいと言いました。「種をまく者は、人の子である」福音の種をまいたのは、イエ

スさまです。畑は、この世界です。良い種は御国の子たちで、毒麦はイエスさまを信じ

ないで、イエスさまを殺そうとする人々のことです。この毒麦をまいたのは、悪魔です。

悪魔は、今も働いて不信仰という種をまき続けています。私たちは、不信仰という種を

宿すことのないようにしなければなりません。やがて、麦が収穫される時がやってきま。

それは、世の終りのことです。その日、御使たちが良い麦と悪い麦を刈り取ります。そ

して、毒麦は集められて、永遠に消えない火の中に投げ入れられるのです。その時、良

い麦である義人たちは、父なる神の御国で太陽のように輝きわたるとイエスさまは言っ

て下さっているのです。

わたしたちの信仰には、大いなる報いが伴っているのです。この世での試練、患難の中

にあって、私たちは信仰を試されます。しかし、最後まで耐え忍び、悪魔の誘惑に勝利

することのできる人は幸いです。それには、神の助けと信仰の友の祈りが必要です。い

つも、主と共に、同じ信仰を持つ友と共に、この道を歩んで行きましょう。