今日はわたしたちの教会の創立を記念する礼拝として、この時を神さまに感謝する時と

したいと思います。さて、今日はイエスさまがゲッセマネの園で捕えられて大祭司カヤ

パの所に連れていかれた時のことが詳しく語られている所です。ゲッセマネの園で、弟

子たちはイエスさまを見捨てて逃げてしまいました。しかし、ペテロは遠くから、あと

をつけていき、そのなりゆきを見とどけようと大祭司の家の中庭まで入っていきました。

すでに、イエスさまを捕えた人々は、裁判にかけて死刑にしようと計画し、祭司長たち

と議会の議員とを集めていました。「さて、祭司長と全議会とは、イエスを死刑にするた

め、イエスに不利な偽証を求めようとしていた」(マタイ26:59)この裁判の目的は、イ

エスさまを死刑にするためのものでした。最初からも、事のなりゆきが決まっていたの

です。そのために、多くの偽証者が集められていました。そのひとり、ひとりが裁判の

席に立ち証言しました。ユダヤ人の裁判ではふたり以上の人が同じ証言をすれば、それ

が真実であるとみなされました。ところが、みんなの証言がまちまちで、ひとつとして

同じ証言をする人が現れませんでした。イエスさまを死刑するだけの証拠が出てこなか

ったのです。イエスさまをとらえて死刑にしようと考えていた人々にとって、これは困

ったことになりました。最後にふたりの者が出てきて言いました「この人は、わたしは

神の宮を打ちこわし、三日の後に建てることができる、と言いました」この証言だけは、

ふたりの人の証言は一致しましたるしかし、この証言ではイエスさまを死刑にすること

はできません。大祭司カヤパが立ち上がりイエスさまに直接尋ねました「何も答えない

のか。これらの人々があなたに対して不利な証言をしているのに、どうなのか」イエス

さまが弁解がましいことを言ったならば、その言葉尻をとらえて死刑にしようという意

図がありました。しかし、イエスさまは黙っておられました。どれぐらいの沈黙があっ

たでしょうか。大祭司が、再びイエスさまに言いました「あなたは神の子キリストなの

かどうか。生ける神に誓ってわれわれに答えよ」この問いかけは、大変大事な質問でし

た。この質問にどう答えるか、みんなが固唾をのんで聞き入っていました。

「あなたの言うとおりである。しかし、わたしは言っておく。あなたがたは、間もなく、

人の子が力ある者の右に座し、天の雲に乗ってくるのを見るであろう」二千年前、イエ

スさまはベツレヘムまの馬小屋にお生まれになりました。そして、十字架につけられて

死んで、三日目によみがえり、天に昇っていかれました。そのイエスさまは、再び天の

雲に乗って、わたしたちの所に来て下さいます。今、わたしたちは、イエスさまが再び

来られるのをお待ちしているのです。主の再臨を待ち望みましょう。