2021、11、28      待降節第1主日礼拝                 牧師 川﨑善三         

「再臨の希望」                    マルコ13:21~37

神さまにとって、千年は一日であり、一日は千年であります。イエスさまがお生れにな

ってから二千年、その年月は神さま尺度からすれば、たった二日であると言えます。で

すから、私たちが世の終りの出来事、すなわちキリストの再臨についての話をするとし

ても、その出来事が明日起っても、なんの不思議なことではありません。

弟子たちは神の宮から出て行くとき、神殿の秀麗さに心を奪われて、イエスさまに言い

ました「先生、ごらんください。なんという見事な石、なんという立派な建物でしょう」

しかし、イエスさまは言われました「あなたは、これらの大きな建物をながめているの

か。その石ひとつでもくずされないままで、他の石の上に残ることもなくなるであろう」

イエスさまには、エルサレムにある神の宮が、ローマ軍によって火で焼かれ、くずれ落

ちる情景が見えておられたのです。紀元70年、ローマ軍によってエルサレムは攻撃を

受け、神殿は焼きつくされ、石がきは粉々にくずれ落ちてしまいます。約40年後に起

きる出来事が、イエスさまには見えていたのです。そして、イエスさまは世の終りにど

んなことが起るのか、キリストの再臨の時、わたしたちはどうあるべきかを、弟子たち

にお話になりました。このイエスさまのお言葉は、わたしたちにも語られている言葉で

あります。

「人に惑わされないように気をつけなさい。多くの者がわたしの名を名のって現れ、自

分がそれだと言って、多くの人を惑わすであろう」現代は、たくさんの情報があふれて

いる社会です。どの情報が真実で、どの情報がまちがいであるか、見分けられないほど、

たくさんの情報が混然とした時代がやってきて、にせキリスト、にせ預言者が現れます。

そして、彼らは不思議な力を持って、人をたぶらかします。クリスチャンでさえも惑わ

されるほどです。わたしたちは、にせキリスト、にせ預言者に惑わされないようにしな

ければなりません。しっかりとした信仰を持って、教会につながっているならば大丈夫

です。

「あなたがたは自分で気をつけていなさい。あなたがたは、わたしのために衆議所に引

きわたされ、会堂で打たれ、長官たちや王たちの前に立たされ、彼らに対してあかしを

させられるであろう」クリスチャンにたいする迫害が起ると、イエスは言われました。

ローマ時代、日本では江戸時代、戦時中には、ホーリネス教会に対する弾圧がありまし

た。時代が変われば、いつでも、そのような迫害が起こる可能性があります。

「その日には、この患難の後、日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空か

ら落ち、天体は揺り動かされるであろう。そのとき、大いなる力と栄光をもって、人の

子が雲に乗って来るのを見るであろう。そのとき、彼は御使たちをつかわして、地のは

てから天のはてまで、四方からその選民を呼び集めるであろう」この地上らは天変地異

に見舞われると言うのです。そして、イエスさまが、わたしたちを救うために来てくだ

さいます。