2022、7、3          聖霊降臨節第5主日礼拝       牧師 川﨑善三

「宣教への派遣」                   使徒行伝13:1~12

 その当時、教会はエルサレムにある教会と、アンテオケにある教会がクリスチャンの多く集まっている教会でした。エルサム教会は、ペテロ、ヨハネ、主の兄弟ヤコブたちが指導者として立てられ、アンテオケにある教会では、バルナバ、シメオン、ルキオ、領主ヘロデの乳兄弟マナエン、およびサウロなどの預言者、教師がいました。この中のシメオンはニゲルと呼ばれていたとあますから、この人は黒人であったと思われます。教会は人種差別のない所です。また、教会は地位、身分の差もありません。領主ヘロデの乳兄弟も信者でありました。さて、そのような人々が礼拝をささげ、断食をしていると、聖霊がひとりびとりに語りかけ、言われました「さあ、バルナバとサウロとを、わたしのために聖別して、彼らに授けておいた仕事に当たらせなさい」これが世界宣教の始まりです。世界にむかって福音を宣べ伝えることは、神の御心です。イエス・キリストは、弟子たちに言われました「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。信じて、バプテスマを受ける者は救われる」

アンテオケ教会は、断食と祈とをして、バルナバとサウロの上に手を置いて祈り、ふたりを送り出しました。世界宣教にたずさわる人々が、按手をうけて出発したのです。ふたりは舟でクプロ島に渡りました。そして、パポスまで行ったところ、ユダヤ人の魔術師バルイエスというにせ預言者に出会いました。この人は総督の所に出入りし、総督を信仰からそらそうとして、バルナバとサウロ、またの名をパウロの邪魔をしていました。パウロは聖霊に満たされ、彼をにらみつけて言いました「ああ、あらゆる偽りと邪悪とでかたまっている悪魔の子よ、すべて正しいものの敵よ、主のまっすぐな道を曲げることを止めないのか。見よ、主のみ手がおまえの上に及んでいる。おまえは目がみえなくなって、当分、日の光が見えなくなるであろう」パウロが、そう言うとバルイエスは目が見えなくなって、手をひいてくれる人を捜しまわるようになりました。総督の目の前でこの事が起こったのです。総督は驚き、パウロたちの言うことを信じ、主イエスを信じるようになりました。また、ルステラでは、足のきかない人がいやされるという奇跡が現されました。信仰のある所では、主のしるしが現されます。不信仰な所では、力あるわざが、現されることはありません。しかし、どのような状況であっても、わたしたちの伝道は、前に進んでいくべきです。「福音を宣べ伝えなさい。時がよくても悪くても」(Ⅱテモテ4:2) 寒いときも暑いときも福音を宣べ伝えていきしょう。