2018、1、21              降誕節第4主日礼拝     牧師 川﨑善三

「最初の弟子たち」                    マルコ1:14~20

 イエスさまは、バプテスマのヨハネからヨルダン川で洗礼をお受けになりました。そして、水から上って祈っておられると、天が裂けて聖霊がはとのようにイエスさの上に下られました。すると声がありました「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」父なる神が、イエスさまを神の子として認め、あなたによって人々が救われるという事を証しされたのです。また、聖霊なる神がこの時からイエスさまを導き、イエスさまを助けるために共にいて下さるようになりました。それから、聖霊はイエスさまを荒野に導かれました。イエスさまは四十日間、断食して祈っておられましたが、断食の期間が過ぎた頃、空腹になられました。イエスさまは私たちと同じように飢えかわく肉体を持っておられます。サタンはイエスさまが空腹になるのを待っていて誘惑してきました。「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」サタンは、神の子としての力を用いて自分の空腹を満たしなさいと言いました。神さまは、あなたの力を用いてどんなことでもしてよいと言われたわけではありません。あなたは罪人を救うためにこの世につかわされたのだから、そのために与えられた力を用いなさいと言われます。自分に与えられた力を用いて、自分勝手な生き方をしなさいと言われたのではありません。イエスさまは、そのことをよくわきまえておられました。そこで、こう言われたのです「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出るひとつひとつの言で生きるものである」イエスさまは私たちに生きるということはどういうことなのかを教えて下さいました。
 私たちは、肉体の命を保つためにパンが必要です。しかし、私たちの心、霊が生きるためには神の言が必要です。神さまは、私たちの心の養いのために御言葉を与えて下さいます。丁度、毎日食事をするように心の養いのために御言葉をいただくのです。神さまのお言葉は、私たちを養い、私たちの霊的生命を成長させてくれます。サタンは、このあと二つの誘惑をしてきますが、ふたつとも失敗してしまいます。そして、ヨハネがとらえられた後、イエスさまはガリラヤに行き、神の国の福音を宣べ伝え始められました。ガリラヤ地方は、イスラエルの北にあり、文化的には後身地方と言われるような所です。神さまはそのような所に福音をもたらして下さいました。そして、イエスさまは伝道すると共に、最初の弟子たちをお選びになりました。イエスさまは選ばれた人々に言われました。「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」ガリラヤ湖で魚をとっていた彼らが、人間をとる漁師になると言うのです。イエスさまがして下さると言うのです。福音を宣べ伝える人を「人間をとる漁師」に、イエスさまがして下さいます。弟子たちの働きによって、どれだけ多くの人がイエスさまを信じるようになったことでしょうか。その宣教のみわざは、私たちにゆだねられています。
 神さまは私たちに言われます。「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても」(Ⅱテモテ4:2)